就職後、結婚などで退職して主婦になり、その後働くことを「社会復帰」と表現するのを見かけることがあります。
この言い方、おかしくないですか?
「復帰」って社会に属してない前提の話ですよね?
一般社会に属してない人だったら「社会復帰」だと思いますけど、主婦って普通に社会に属してますよね?
気になるのは、女性でもこの「社会復帰」って言葉を使う人がいること。自分に使うって、なんだか自虐的です・・・
単に復職をさす表現として使っているのかもしれませんが、言葉って重いと思うんです。
頭の中のことを文字化すると考えがクリアになりますし、ダイエット時に「ダイエット!」って書いて目の前に貼ったら意識せざるを得ないように、言葉を当てはめてしまうことで、「属していない前提」の意識が生まれちゃうというか・・・
とにかく、家庭を守る主婦や子育てしてるお母さんは、普通に社会に属してますよ。主夫も子育てパパもそうです。会社にいるのと違う忙しさがあると思うので、人と交流する機会が持てない人もいると思うし、それで疎外感を抱いてしまう人もいると思いますが、そういう皆さんが支えているから社会が成り立つんですよ!
って言いたいです。
常々、あの言い方おかしいって思っていたんですが、そういう話題になったことがないので、書いてみました。